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【ヒト・ストーリー】オーダーメイド事例3「あいのことば」

更新日:1月6日

あなたの生き方をデザインコンセプトとした

フルオーダーデザイン「Your story」の事例をご紹介させていただきます。


大阪市在住の西村実花様のストーリー。


放送局を退社後、フリーアナウンサーとして活躍中。メディア関係やイベントの司会などを務めるほか、講師として企業や教育機関などで、話し方やコミュニケーションについての講演活動やセミナーをされています。


仕事柄「言葉」を慎重に選んで話す 実花さんは「言葉を大切にすることで、人生まで変わる」そうおっしゃいます。 これまでに「言葉」にこだわり続けてきた彼女のストーリーをお聞きしました。




実花さんが「言葉」を大切にするようになったきっかけを教えてください

私自身、子どもの頃にいじめなど周囲の言葉でたくさん傷ついた経験がありました。それはとても苦しかった経験。 だけどそんな自分を助けてくれたのもまた、家族の「言葉」。 たったひと言が、ひとの人生や生活を変えてしまうことだってある。 それは、大人になって放送局のアナウンサーとして働いたことで、より深く考えるきっかけになりましたね。 上司からは「話すという仕事は消しゴムが効かない」と教えられました。 マイクの前に立ち、それを実感し続ける日々でした。「伝える」ということには何が必要なのか、選ぶ言葉の難しさと、だけど同時にその面白さなども学ばせてもらえた時間だったと思います。

言葉ひとつで相手を傷つけることもあれば、言葉を知っていれば自分の身を守れることもあります。

学校など教育機関のゲストティチャーなどで呼んでいただいて、子どもたちに伝える活動を続けているのも、そうした言葉とつながる「命」の重要性を知ってほしいからなんです。


話し方のプロとして、言葉といつも真摯に向き合っている実花さん。 実は、三人の子を持つお母さんなんですよね? 自分の子どもには「親にさせてもらっている」という感覚です(笑)。

仕事をしながらの子育てはやっぱり大変なことも多くて。 そんなとき保育園や保育士の先生方の存在はとても大きなものでした。

「大丈夫。お母さん頑張っていますよ」そんなふうに真っ直ぐに言ってもらえた言葉に、とても勇気づけられました。

それで、保育園を立ち上げられたのですか?


そうです(笑) 自分もそんなふうに誰かを支えられる素敵な環境を作りたいと。お母さんって、何かと「出来ていない自分」を責めて、子どもに対して申し訳ないと思う場面が多い気がするんです。仕事を持っていると、よりそう感じることも多くて。 ​だけど、それぞれの時間もきちんと充実して使えていれば、一緒にいる時間ももっと笑顔でいられる。私はそこが大切なのではないかと思っているんですね。だから決して「ごめんね」ではない。私たちの保育園はそのために安心して来てもらえる、気持ちに寄り添える環境づくりができたら良いと考えています。

私の好きな言葉に「泣いても笑っても同じ1日」。一度きりの人生ですから、女性としてはやっぱり美しくいたいし笑っていたいので、ジタバタしてるかもですが頑張りたいと思っています。


実花さんは、これらの他にも、話し方の講師として、保育関係者や親子に向けてのコミュニケーションなどの研修を行う、社団法人「こどものみかた」を昨年末に設立。大人も子どもも、言葉の持つ力や大切さ、きちんとした使い方やその意味を知ってほしい、 そんな想いで日々活躍中です。

自分が生きるために、言葉を届ける。その人のために、言葉を届ける。実花さんが大切にしている「言葉」には優しさと厳しさを合わせ持った愛が存在しています。



その言葉が秘めたエネルギーが、きっと人の心を動かすのでしょう。 重厚感あるモチーフと深い紅は力強さを意味し、実花さんの言葉、仕事にかける情熱を表現しています。

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